多汗症について

多汗症とは?原因や治療法についても紹介

多汗症について多汗症は、特に外気温が暑かったり、運動をしたわけでもないのに、異常な程の汗をかいてしまう症状のことをいいます。自分は単なる汗かきだと思って、受診する人が少ない病気だと言われています。ですが明らかに生活に支障が出ている人も多く居ます。恥ずかしがらずに病気のことをちゃんと知り、治療することが大切です。この記事ではその多汗症の症状や原因、治療法についてご紹介したいと思います。

多汗症の症状とは?

多汗症について多汗症とは外気温に関係なく、汗が過剰に分泌されてしまう状態です。人は緊張すると、普段よりも汗をかいてしまうものですが、多汗症の方は汗がぽたぽたと垂れてくるなど、他の人の目から見てもその症状は顕著です。もっと症状がひどくなると、汗で書類やノートが破れるくらいまでビチョビチョになってしまったり、手汗でPCが壊れてしまうこともあるそうです。

多汗症はどこから汗が出てくるの?

多汗症の症状は人によってその程度が様々です。私は手から足の裏、そして頭や背中、脇とほぼ全身が多汗症です。人によっては「手だけ」や「背中だけ」という方もいます。

 

人体で汗が出てくる場所は2つ。

・アポクリン汗腺

・エクリン汗腺

という2つの汗腺から汗は出ています。この2つの汗腺の内、エクリン汗腺から出る汗が多汗症に関係しています。ではこの2つの汗腺から出る汗はどのように違うのでしょうか?

多汗症の「アポクリン汗線から出る汗」

アポクリン汗腺から出る汗はベタベタしてニオイを発するのが特徴です。動物は異性にアピールするためにニオイを発するものが多く、このアポクリン汗腺はその時の名残だと言われています。鼻・耳・ワキ・おへそ周り・デリケートゾーンなどに、このアポクリン汗腺は集中しています。発汗には「アドレナリン」という興奮物質が影響しているとされます。これは感情の激しい起伏によって分泌されます。そしてアドレナリンが分泌されることによって、アポクリン腺からニオイのある汗が出てくるのです。汗の成分にはタンパク質が多く含まれています。このタンパク質が皮膚の常在菌によって分解されると、ニオイが出てきてしまうのです。

多汗症の「エクリン汗腺から出る汗」

エクリン汗腺から出る汗は、サラサラしているのが特徴です。この汗は体温調節の為に役立っています。暑いと感じた時には、この汗腺から汗が吹き出し熱を下げてくれるのです。この汗腺は全身の皮膚に有り、とくに手・足・ワキ・額に集中しています。このエクリン汗腺は自律神経と密接な関係があります。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2つのモードがあります。これはそれぞれ、アクティブな時と、リラックスしたい時のモードです。この内、交感神経の信号によってエクリン汗腺から発汗する仕組みになっています。

多汗症の原因の中には、緊張や精神的ストレスによるものが含まれています。その為、この交感神経が刺激されると、過剰にエクリン汗腺から汗が出てしまうとされています。

多汗症の症状について

多汗症について多汗症の症状には、全身性多汗症と局所性多汗症の2種類があります。全身性多汗症はその名の通り、全身に多量の汗をかく症状のことをいいます。局所性多汗症は、手や足など、特定の部位にだけ多量の汗をかく症状のことをいいます。局所性多汗症は場所によって病名が変わります。主なものが以下になります。

手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)

手のひらに多く汗をかく症状のことです。幼少期から思春期に発症することが多いといわれています。ひどくなると、汗でノートやプリントが破れてしまい、勉学に支障をきたす場合があります。また友人にも汗のことを指摘され、傷つく方が多いです。この手掌多汗症は精神的なストレスや緊張がキッカケのことが多いため、こういったストレスで更に発汗がひどくなってしまう場合もあるようです。

足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)

足の裏に多く汗をかく症状です。足の裏はただでさえ蒸れやすいところですので、ニオイやかゆみが発生したりします。常に足の裏のことが気になってしまい、仕事や勉学に身が入らなくなることも多いようです。

頭部多汗症(とうぶたかんしょう)

頭部から多く汗をかく症状です。青年期に発症し、男性に多いと言われています。頭部多汗症になると髪全体が濡れたようになってしまい、汗がポタポタと落ちてくるほど目立つこともあります。その為、症状がひどくなると、人目が気になってしまい外出出来ないほど悩んでしまう人も居ます。

顔面多汗症(がんめんたかんしょう)

顔面から多く汗をかく症状です。こちらも青年期の男性に多い症状といわれています。顔面から汗が滴り落ちるように流れるため、とても目立ちます。その為、頭部多汗症と同じく人目が特に気になり、外出が困難になる人もしばしばです。

腋窩多汗症(えきかたかんしょう)

ワキの下から多く汗をかく症状です。ワキ汗は専用のパットもあるくらいメジャーな悩みですが、多汗症になるともっと深刻です。洋服の汗ジミが常に気になり、着る服が限られてしまいます。またビショビショになってしまうくらい重い症状の方もいます。

味覚性多汗症(みかくせいたかんしょう)

他の多汗症とは少し違い、食事の時に起こる多汗症です。人は熱いものや辛いもの、酸っぱいものを食べると鼻や額などに汗をかきます。これ自体は正常な反応なのですが、味覚性多汗症は嗅覚神経への刺激が過度に働きすぎ、食事の度に異常な程の汗をかいてしまいます。鼻や額だけではなく、ワキの下、背中などの他の部位からも多量の汗が出てしますことがあります。

多汗症の原因とは?

多くの人を悩ませる多汗症の原因とは何なのでしょうか。多汗症には原因となる病気がある「続発性多汗症」と、原因となる病気がない「原発性多汗症」の2種類があります。続発性多汗症の場合は、元となっている病気を治療すればいいのですが、原発性多汗症の場合は原因がはっきりしないことも多くなっています。ですが最近では、精神的なストレスが原因ではないかと言われています。次に、それぞれの多汗症についてご紹介いたします。

続発性多汗症の原因

続発性多汗症の原因には様々な病気が考えられます。循環器や中枢神経の疾患や、代謝異常、内分泌異常の病気などです。これらの病気は全身多汗症にかかることが多く、局所性多汗症になることは稀だとされています。具体的な病名は、甲状腺機能亢進症・末端肥大症・糖尿病・急性リウマチ・結核・低血糖などが挙げられます。また脳梗塞や、事故などで神経系にダメージを受けた場合も多汗症になる可能性があります。これは、脳や神経系にダメージを受けると、エクリン汗腺を司る交感神経にもダメージを受ける場合があるからです。そのほかは、薬の副作用や科学物質の中毒などでも、多汗症の症状が現れることがあります。

原発性多汗症の原因とは?

原発性多汗症には原因となるはっきりとした病気がないことが特徴です。しかしその中でも精神的なストレスになるものが原因ではないかといわれています。以下では多汗症の原因となりうるものを紹介します。

精神的な不安や緊張

人は緊張したり、不安を強く感じると交感神経が優位になります。すると、汗腺の動きが活発になり発汗が促されます。元々あがり症だったり、交感神経の方が優位な方はこれらが原因で多汗症になりやすいと言われています。

ホルモンバランスの乱れ

特に女性に多い原因と言われているのがこちらです。ホルモンの分泌は脳の視床下部という場所でコントロールされています。そこで同時に交感神経もコントロールされているので、ホルモンバランスが乱れると同時に自律神経も乱れてしまいます。その結果、交感神経が乱れ、多量の汗が出てしまう場合があります。女性は月経や妊娠などがあり、特にこのホルモンバランスの影響を受けやすいと言われています。

更年期障害

上記のホルモンバランスの乱れに関係するのが、更年期障害です。更年期障害は、主に加齢によってホルモンバランスが乱れることによって起こる様々な症状のことをいいます。この更年期障害の1つに多汗症が挙げられます。症状は「ホットフラッシュ」と言われ、閉経後の女性の40~80%にこの症状が見られるとされています。この症状になると、特に周りが暑くなくても、ダラダラと汗をかき、のぼせるような症状がでてしまうことが特徴です。

食生活の乱れ

熱いものや辛いものを食べて汗をかくのは正常なのですが、これも過剰になると味覚性多汗症の原因になると言われています。また肥満も原因の1つと言われています。たばこに含まれるニコチンも、交感神経を刺激してしまうので、過剰に摂取すると、多汗症の原因になると言われています。

遺伝

多汗症の直接的な原因とは違いますが、神経質だったり緊張しやすいといった性格は遺伝することもあります。多汗症は幼少期の頃より自覚することもありますが、乳幼児の時点ですでに発症している場合、遺伝の可能性も捨てきれません。

原発性多汗症の見分け方は?

自分は単なる汗かきなのか、それとも原発性多汗症なのか。病院に行くのが一番ですが、簡単にできるセルフチェックがあります。

 

  • 日常生活に支障があるくらいの多量の汗が出る。
  • 最初に症状が出たのが25歳以下である。
  • 両手、両脇、両足など左右で同じ程度の量の汗をかく。
  • 睡眠中はその部分に汗をかかない。
  • 家族や親戚に多汗症の人がいる。
  • 1週間に1回以上は異常だと思われる量の汗をかく。

 

以上の内、2つ以上当てはまれば原発性多汗症の可能性があります。日常生活に支障がある程度というのは、以下のような状態を言うそうです。

 

・汗が気になって人間関係がうまくいかない

・汗を拭くためのハンカチやタオルなどが手放せない

・汗でノートや書類などの紙がふやけたり、破けたりして勉学や仕事がうまくいかない

・汗ジミが気になって着たいと思う服が着られない

 

これらの状態が続いた場合は、すぐに病院に行かれることをおすすめします。

多汗症を治療するには?

では次に多汗症の治療に関して紹介していきます♪

多汗症は何科を受診するの?

多汗症の治療は主に皮膚科で行っているところが多いようです。その他にも、美容外科や整形外科でも治療を行っているところがあります。最近では多汗症の専門外来を設ける病院も増えてきています。不安でしたら、受診前に一度確認をされることをオススメします。

原発性多汗症の治療方法とは?

原発性多汗症の治療法は以下のようなものがあります。

心身治療

多汗症の方の場合「汗をかく」ということ自体に不安や恐怖をもってしまい、余計に汗をかいてしまうことがあります。そのような方には「精神安定剤」を処方したり、リラックスできる状態を意識的につくりだす「自律神経法」などで症状が改善されることがあります。

薬物治療

薬物治療にも様々な種類があります。こちらではその代表的なものを紹介いたします。

多汗症の治療「塩化アルミニウム外用療法」

皮膚に問題の無い方は、塩化アルミニウムを有効成分とする塗り薬を塗ります。多汗の気になる場所どこでも塗ることができますので、汎用性が高い方法です。この塩化アルミニウムは、汗を出す管の細胞に作用します。そしてその管と塩化アルミニウムと皮膚の細胞が合体することにより、管を塞ぐ栓になります。そうして発汗を抑えることができるわけです。早ければ数日で効果が出てきます。この方法は自宅で手軽に行うことができ、副作用も少ないことがメリットとしてあげられます。またどの年齢の方にも使うことができます。デメリットは、効果が一過性の為、継続的な治療が必要になります。また保険が適用されません。費用は薬によっても異なりますが、平均して100gあたり1,000円前後のものが多いようです。

多汗症の治療「A型ボツリヌス菌の毒素注射」

毒素の注射ときくと怖いイメージがありますが、れっきとした治療法です。この毒素というのは、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質のことです。最近では、美容外科のシワ取りにも使われているごく一般的な成分になります。この注射を気になる部分にすることによって、交感神経の司令をブロックし、エクリン汗腺からの発汗を抑制してくれます。特にワキの下の汗に対し大きな効果を発揮します。この注射のメリットは、10分~20分という短い施術時間で手軽に行うことができる点です。そして効果が数ヶ月から1年程長続きします。そして重度のワキの多汗症の方には保険が適用されます。

デメリットは、ワキ以外には保険が適用されない点です。足の裏や手のひらにもすることができますが、効果はワキほど長続きしません。また完治はしないので、効果がなくなる度に、施術をしなければいけません。費用は医療機関によってかなり異なりますが、保険が適用される場合は両脇で1万~3万円程度、保険が適用されない場合は10万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

ですが、一度打てば特に他にすることはありません。お手軽なのでやってみる価値はありそうです。

気になる痛みですが、「ちくっとした」という方から「結構痛い」という方まで様々な方の声を見かけます。ですが、病院では頼めば麻酔クリームを塗ってからの施術もしてもらえますので、一度聞いてみてはいかがでしょうか。

多汗症の治療「飲み薬」

神経遮断薬 「プロパンテリン」
発汗は交感神経の末端から出る「アセチルコリン」という神経伝達物質によって汗腺が刺激されて起こります。このプロパンテリンはそのアセチルコリンの放出を抑制して、汗の量を減らす効果が期待できます。一般的に服用して20分程度で効果が現れて、3~4時間程度持続するとされています。しかし副作用で目の乾きやかすみ、便秘、眠気などの症状がでてくることがあります。

「ポラキス」
こちらもアセチルコリンを抑制する飲み薬です。膀胱の収縮を抑える薬として使われていますが、同時に発汗を抑制する薬としても使用されます。こちらも副作用として口内の乾きと便秘などが報告されています。

多汗症の治療「漢方薬」

多汗症の治療薬として、漢方薬も注目されています。漢方治療では発汗部位と、汗の出方は重視して症状にあったものを処方してもらえます。最近では漢方外来なども増えてきましたので、気軽に利用することができます。

「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」

この漢方は特に多汗症の治療に多く用いられています。便秘傾向があり、不眠、抑うつ気分のあるかたに処方されます。自律神経を整えることによって、発汗を抑えることができます。主な成分は、のぼせを改善することのできる桂皮、利尿作用のある茯苓(ぶくりょう)、鎮静作用のある竜骨などです。場合によっては大黄を含んでいる場合もあります。

「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」

イライラやのぼせの症状のある方に処方されます。気分がイライラしてしまうかたや、胃や胸の辺りがモヤモヤとするかたに向いている漢方です。主な成分は黄芩(おうごん)、黄連(おうれん)で、こちらは消炎作用や、解熱作用があるとされます。冷え性の方には効果がないとされるので、飲む際には専門家の判断を仰ぎましょう。

「柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)」

アレルギーのある方に処方されます。情緒が不安定な方の心を沈め、不眠や夜泣きなどの症状にも効果があります。また慢性の湿疹にも聞きます。神経を落ち着けることで、発汗を抑制する効果が見込めます。

多汗症の治療「電気治療」

3つ目の治療方法は、「イオントフォレーシス」という方法です。これは医療器具によって電流を流した水に、多汗が気になる手のひらや足の裏を浸す方法です。この時に流れる電流はとても弱いものなので、少しピリピリっとするかな? と感じる程度のものになります。この方法は、水に電気を流すことで生じる水素イオンが汗をだす細胞に作用して、汗腺を小さくして汗を作りにくくしてくれます。

治療を週に1~2回、1回20分を8回程度続けると効果が見られると言われます。効果が出て、多汗の症状が軽くなってくれば週に1度程度の治療を定期的に続けていくことになります。

この治療のメリットは保険が適用されることと、手軽に治療を受けることが出来るという点です。また塩化アルミニウムなどの外用薬と並行して治療することができます。

デメリットは電気を流す治療ですので、妊娠をしている方や、ペースメーカーを装着している方はこの治療を受けることが出来ません。また治療を受けられる部位が、手のひらや足の裏に限られます。また効果が持続しないので、定期的に通院する必要があります。

多汗症の治療「手術」

最後にご紹介するのは手術という方法です。多汗症は交感神経が優位になってしまうことが原因と考えられています。ですので、多汗が気になる場所の交感神経を手術で切除するという方法があります。この手術を「EST手術」や「胸腔鏡下胸部交感神経遮断術(きょうくうきょうかきょうぶこうかんしんけいしゃだんじゅつ)」と呼びます。胸部外科や呼吸器外科で行われ、多汗症を完治させることができる方法です。内視鏡を使い、胸部にある交感神経を遮断する手術で、20~30分程度と比較的短い時間で終わる手術です。手術の痕はあまり残ることがなく、身体への普段も少ないとされています。基本的に入院する必要はありません。

メリットは、一度手術をすれば再発率が非常に低いことです(1~5%程度)。そして手のひらの多汗症には保険が適用されます。この手術をすることによって、ワキや額の汗も減ると言われています。

デメリットは「代償性発汗」という副作用が起きる可能性が高い点です。この代償性発汗とは、元々多汗症ではなかった場所の発汗が増加してしまう現象のことをいいます。また手が乾きすぎてしまう、というかたもいらっしゃるそうです。

この副作用が頻繁に起きてしまうため、手術には慎重を期する必要があります。患者の強い希望をもって行われますが、基本的には副作用の少ない手のひらのみに行われるのが一般的です。

手術費用は、保険適用で7~10万円ほどのところが多くなっています。

多汗症の部位別治療法

多汗症は色々な部位で発症する病気です。その部位によって使える治療法が違ってきます。下記で、部位別のオススメの治療法を紹介します。

手の平や足の裏の多汗症

塩化アルミニウムの塗り薬の治療から始めます。人によってはイオントフォレーシスの治療も並行します。効果がない場合は、ボツリヌスの注射を行います。それでも効果がなければ、手のひらに限りEST手術を行う場合もあります。

脇の多汗症

多くの方が悩む部位です。こちらもまず塩化アルミニウムの塗り薬から治療を始めます。効果が見られない場合は、ボツリヌスの注射を行います。ワキが一番この注射の効果が高いとされています。効果が薄ければ、この2つの治療法を併用する場合があります。

頭や顔の多汗症

まずは塩化アルミニウムの塗り薬を試します。効果がなければ飲み薬を併用します。それでも効果がない場合はボツリヌスの注射を行います。EST手術も可能とされていますが、重度の副作用の可能性があり、ほとんど行われていません。

多汗症まとめ

多汗症について多汗症の症状や原因、治療法についてご紹介いたしました。多汗で悩んでいるかたは軽症の方も合わせると、日本で7人に1人はいるとされています。これだけ多くの方が悩んでいるにも関わらず、医療機関を受診される方はほんの一握りです。その中には、自分の症状を病気だと知らずに、うつ病を発症してしまう人もいます多汗症は決して珍しい病気でも、恥ずかしい病気でもありません。まずは飲み薬や塗り薬からの治療もありますので、単なる汗かきだと諦めずに気軽に医療機関の門を叩いてみてはいかがでしょうか。

 

 

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